3ポリシー

システム情報科学府の3ポリシー

ディプロマポリシー

科学方法論の基礎を与える基礎科学の一つとして極めて重要な学問分野となりつつある情報理工学と、長い歴史と大きな産業分野を抱え情報産業の母胎ともなってきた電気電子工学は、相互に密接に関係しながら社会・文化・経済に変革をもたらし、社会の持続可能な発展に大きく貢献をしていく。システム情報科学府は、情報理工学と電気電子工学が一体となった全国的にも特徴的な大学院教育組織であり、この特徴を活かして、幅広い知的関心、国際性、倫理性を持ち、その上に情報理工学と電気電子工学の分野の高度な専門的知識と研究開発能力を備え、社会の変化に応じた新しい研究開発・実現を先導的に行う研究者と技術者を育成する。

カリキュラムポリシー

ディプロマポリシーを達成するために、各専攻(修士課程では各コース)において、別表(教育課程等の概要)の通り、教育課程を編成する。グローバルコースにおいても学生が所属する専攻・コースに応じて別表と同内容の教育を英語で提供する。

【コースワーク】
情報科学と電気電子工学の各分野の基盤をなす理論・知識、それらの発展内容、関連分野の内容、学生が主体的に行う演習に関する学習を、学生がバランスよく行うことができるように、科目を以下に区分し、それぞれの区分について必要単位数を定める。修了要件は、修士課程で45単位以上、博士後期課程で16単位以上とする。修士課程修了要件の45単位は国際的水準に近い単位数であり、教育内容の質の保証を図る。

修士課程

  • コア科目:コースの基盤をなす理論・知識に関する科目。理論知識の理解に加えて論理的思考力を養う。
  • アドバンスト科目:コースの発展内容に関する科目。コース分野内の知識・理解を拡充・深化させ問題解決能力を高める。
  • 講究科目:目的指向型科目やアクティブラーニング型科目を含む演習を中心とする科目。実践的な技能、研究課題の協働的な立案や主体的な実施の能力を養成する。
  • 拡充科目:コースの周辺・関連分野に関する科目。拡充科目は、(分野別)、(広域)、(実践・応用)の種別に区分される。(分野別)はコースの周辺・関連分野の科目からなり、一つの分野を選択してその中から指定単位数以上を履修する。これによって、社会の多様な要請に対応し、学際領域にも対応できるバランスの取れた専門技術を身につける。(広域)はシステム情報科学府全コースに共通する数学系科目や情報理工学と電気電子工学を融合させた科目および他学府等で開講される科目からなる、より広範な分野を学修する科目から構成される。(実践・応用)は学生が修得した知識や能力を実践・応用へと展開させる力を身に付けさせるための実践・実習に関する科目であり、科目単位で選択して履修する。

博士後期課程

  • 専攻科目:専攻の先端研究に関わる科目
  • 学府共通科目:システム情報科学に関わる幅広い先端知識に関する科目

なお、学修・研究において著しい進展が見られる場合は、在学期間を短縮して修了することができる。

アドミッションポリシー

九州大学では、本学教育憲章の理念と目的を達成するために、高等学校等における基礎的教科・科目の幅広い履修を基盤とし、大学における総合的な教養教育や専門基礎教育を受けて自ら学ぶ姿勢を身に付け、さらに進んで自ら立てた問いを創造的・批判的に吟味・検討するとともに、他者と協働しながら幅広い視野で問題解決にあたる力を持つ人間へと成長する学生を求めている。

これに加えてシステム情報科学府では、幅広い知的関心、国際性、倫理性を持ち、その上に情報理工学と電気電子工学の分野の高度な専門的知識と研究開発能力を備え、コンピュータ、ソフトウェア、通信、電子デバイス、電子機器、電気機器、計測制御等の分野において、社会の変化に応じた新しい研究開発・実現を先導的に行う研究者と技術者となることを目指す学生を求める。

求める学生像

  • (知識・技能):修士課程入学者については、大学4年間における情報・通信・電子・電気工学における基礎的教科・科目で提供される知識・技能を修得している。博士後期課程入学者については、修士課程までの情報・通信・電子・電気工学における科目で提供される知識・技能を修得し、同分野における研究実施の技能を身につけている。
  • (思考力・判断力・表現力等の能力):論理的かつ多面的に考え、客観的に批判し、自分の表現で人に伝える資質を備えている。応用力・創造力・国際性を獲得するために努力を惜しまない姿勢を持っている。
  • (主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度):多様性を尊重し、異なる考えを受け入れ常に自らを向上させようとする意欲を有している。

情報理工学専攻

ディプロマポリシー

情報理工学専攻では、自然や社会・人間にかかわる様々な「情報」現象の性質を、形式と意味内容の両面から究明する新しい学問分野である情報理工学を体系的に教育研究することにより、高度情報化社会のための先端技術を開発し、国際的視野を持って情報理工学における新たなビジョンを示すことのできる人材を養成する。

 

【修士課程】
(情報理工学専攻 情報アーキテクチャ・セキュリティコース)

  • A-1. (主体的な学び)深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。
  • A-2. (協働)多様な知の交流を行い、他者と協働し問題解決にあたることができる。
  • B-1. (知識・理解)
    • B-1-1.システム情報科学の基礎となる知識、及び情報アーキテクチャやセキュリティの基礎となる情報社会基盤に関する一般的な知識を有し、説明できる。
    • B-1-2. 情報アーキテクチャやセキュリティの基礎となる、計算機、ソフトウェア、通信などのICT分野の種々の理論や概念を説明できる。
    • B-1-3. 情報アーキテクチャやセキュリティの周辺分野の理論や概念を説明できるとともに、異なる分野との接点についての知識を有する。 
  • C-1.(適用・分析)
    • C-1-1.情報アーキテクチャやセキュリティ分野に関する研究遂行に必要なプロセスやシステム、手法に関する基礎的知識を有し、それらを利用した分析、実験、評価を行うことができる。
    • C-1-2.情報アーキテクチャやセキュリティ分野に関する専門的基礎知識を有し、その分野に関わる問題の発見と解決を行うことができる。
  • C-2.(評価・創造)
    • C-2-1. 情報アーキテクチャやセキュリティ分野に関して、自ら研究計画を立案し、研究を主体的に実施できる。
    • C-2-2. 情報アーキテクチャやセキュリティ分野に関する最先端の研究動向を理解し、自身の研究を適切に説明できる。
  • D.(実践)
    • D-1. 実践した際の限界や影響、効果などを分析し、新たな問題発見と解決策を提示できる。
    • D-2. 自身の研究内容を社会実践する知識や技術を有する。

【修士課程】
(情報理工学専攻 データサイエンスコース)

  • A-1. (主体的な学び)深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。
  • A-2. (協働)多様な知の交流を行い、他者と協働し問題解決にあたることができる。
  • B-1 (知識・理解)
    • B-1-1.システム情報科学の基礎となる知識を有し、説明できる。
    • B-1-2. 確率、統計、最適化、アルゴリズム、機械学習の数理的基礎を身に着けていること。
    • B-1-3. 機械学習の代表的手法とデータサイエンスの実践的応用例を知っていること。
  • C-1 (適用・分析)
    • C-1-1. 様々な分野の課題において、データ解析の観点から問題を定式化できる。
    • C-1-2. 様々な分野のデータ解析の問題に対し、効果的解析手法の選択ができる。
  • C-2 (評価・創造)
    • C-2-1. データ解析のためのプログラム実装において、指定された要求を満たす設計に自身の知識と理解を活用できる。
    • C-2-2. 社会の課題解決に有用なデータサイエンス領域の方向性を示唆できる。
  • D (実践)
    • D-1. 問題の発見・定式化・解決を論理的に自主的に行う姿勢を有し、知識、技術を組み合わせて問題解決に自主的に取り組むことができる。
    • D-2. 必要なデータの収集と解釈を行い、適切な意思決定を行うことができる。

【修士課程】
(情報理工学専攻 AI・ロボティクスコース)

  • A-1. (主体的な学び)深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。
  • A-2. (協働)多様な知の交流を行い、他者と協働し問題解決にあたることができる。
  • B-1. (知識・理解)
    • B-1-1. システム情報科学の基礎となる知識を有し、説明できる。
    • B-1-2.  AI・ロボティクス分野の基礎となるパターン認識やロボティクス、ゲーム理論、ヒューマンインタフェースなどの知識を習得することができる。
    • B-1-3. 周辺知識の獲得によりAI・ロボティクス分野の高度技術者、研究者に必要な実践的知識を身につけることができる。
  • C-1.(適用・分析)
    • C-1-1. 工学上の問題に対して、AI・ロボティクス分野の専門知識の適用方法を説明できる。
    • C-1-2. 工学上の問題を解決するために、AI・ロボティクス分野の専門知識を活用して、理論的、実験的、数値的な解析方法を理解し実行することができる。
  • C-2.(評価・創造)
    • C-2-1. Cyber Physical Systemの実現に向けて、AI・ロボティクス分野の知識や技術を組み合わせて実践的な活用ができる。
    • C-2-2. 社会の課題解決に有用なAI・ロボティクス分野の方向性を示唆することができる。
  • D.(実践)
    • D-1. 問題の発見・定式化・解決を論理的に自主的に行う姿勢を有し、知識、技術を組み合わせて問題解決に自主的に取り組むことができる。
    • D-2. 技術が社会に及ぼす影響を常に考慮し、社会に対する責任と倫理観を持って問題解決に取り組むことができる。

【博士課程】
(情報理工学専攻)

  • A-1. (主体的な学び)情報理工学に関する最新の研究内容を習得し、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。
  • A-2. (協働)多様な知の交流を行い、他者と協働し問題解決にあたることができる。
  • B-1. (知識・理解)
    • B-1-1. 情報理工学を先導するための幅広い基礎知識を習得することができる。
    • B-1-2. 周辺知識の獲得により情報理工学を先導する技術者、研究者に必要な実践的知識を身につけることができる。
  • C-1.(適用・分析)
    • C-1-1. 工学上の問題に対して、専門知識の適用方法を説明できる。
    • C-1-2. 工学上の問題を解決するために、専門知識を活用して、理論的、実験的、数値的な解析方法を理解し実行することができる。
  • C-2.(評価・創造)
    • C-2-1. 高度情報化社会の実現に向けて、情報理工学分野の知識や技術を組み合わせて実践的な活用ができる。
    • C-2-2. 社会の課題解決に有用な情報理工学分野の方向性を示唆することができ、その研究分野において指導的役割を果たすことができる。
  • D.(実践)
    • D-1. 問題の発見・定式化・解決を論理的・自主的に行う姿勢を有し、知識、技術を組み合わせて問題解決に取り組みながら、技術的な事項に関する意見交換を技術者および非技術者と行うことができる。
    • D-2. 必要なデータの収集と解釈を行い、適切な意思決定を行うことができる。
    • D-3. 技術が社会に及ぼす影響を常に考慮し、社会に対する責任と倫理観を持って問題解決に取り組むことができ、英語によるコミュニケーション、教育研究でのプレゼンテーション、プロジェクトを管理する能力を有する。

カリキュラムポリシー

ディプロマポリシーを達成するために、各専攻(修士課程では各コース)において、別表(教育課程等の概要)の通り、教育課程を編成する。グローバルコースにおいても学生が所属する専攻・コースに応じて別表と同内容の教育を英語で提供する。

【コースワーク】
情報科学と電気電子工学の各分野の基盤をなす理論・知識、それらの発展内容、関連分野の内容、学生が主体的に行う演習に関する学習を、学生がバランスよく行うことができるように、科目を以下に区分し、それぞれの区分について必要単位数を定める。修了要件は、修士課程で45単位以上、博士後期課程で16単位以上とする。修士課程修了要件の45単位は国際的水準に近い単位数であり、教育内容の質の保証を図る。

修士課程

  • コア科目:コースの基盤をなす理論・知識に関する科目。理論知識の理解に加えて論理的思考力を養う。
  • アドバンスト科目:コースの発展内容に関する科目。コース分野内の知識・理解を拡充・深化させ問題解決能力を高める。
  • 講究科目:目的指向型科目やアクティブラーニング型科目を含む演習を中心とする科目。実践的な技能、研究課題の協働的な立案や主体的な実施の能力を養成する。
  • 拡充科目:コースの周辺・関連分野に関する科目。拡充科目は、(分野別)、(広域)、(実践・応用)の種別に区分される。(分野別)はコースの周辺・関連分野の科目からなり、一つの分野を選択してその中から指定単位数以上を履修する。これによって、社会の多様な要請に対応し、学際領域にも対応できるバランスの取れた専門技術を身につける。(広域)はシステム情報科学府全コースに共通する数学系科目や情報理工学と電気電子工学を融合させた科目および他学府等で開講される科目からなる、より広範な分野を学修する科目から構成される。(実践・応用)は学生が修得した知識や能力を実践・応用へと展開させる力を身に付けさせるための実践・実習に関する科目であり、科目単位で選択して履修する。

博士後期課程

  • 専攻科目:専攻の先端研究に関わる科目
  • 学府共通科目:システム情報科学に関わる幅広い先端知識に関する科目

なお、学修・研究において著しい進展が見られる場合は、在学期間を短縮して修了することができる。

アドミッションポリシー

情報理工学専攻では、次のような入学者を求める。

[修士課程]

  • 先端技術の研究開発を通じて情報理工学の発展に貢献する志を持った学生
  • 情報に関する基礎理論と専門知識の両方の習得を目指した学生
  • 思考による理解だけでなく、技術の実践的体得にも積極的な学生
  • 応用を常に意識して基礎理論の研究に取り組む学生。
  • 基礎理論を踏まえた応用研究ができる学生。
  • 新しい分野に挑戦していく勇気のある学生。

[博士後期課程]
数学などの基礎理論および当該分野の専門知識に精通し、かつ、以下のような志を持った学生を受け入れる。

  • 国際性・創造性・自主性に富んだ提案型・問題発見型の技術者・研究者を目指す学生
  • 社会や産業界の強い要請に応え、将来の高度情報化社会を担うリーダーを目指す学生
  • 産学官交流・研究者間交流に積極的に参画し、自己の持つ研究開発能力を一層高めることを目指す学生

電気電子工学専攻

ディプロマポリシー

電気電子工学専攻は、電気・電子・通信工学の高度な基礎知識を体系的に理解し、データサイエンスなどの情報技術も使いこなす専門力に加えて、独創力(考え抜く力)・企画力(考えを形にする力)・説得力(考えを人に納得させる力)を持ち、情報通信分野およびエネルギーを中心とした社会インフラシステム分野において,高度な専門的知識からの発想力で複雑化する問題の解決に取り組み、Society5.0など社会の変化に応じた新しい研究開発・実現を先導的に行うことができる人材を養成する。

[修士課程]
(電気電子工学専攻 情報デバイス・システムコース)

  • A-1. (主体的な学び)深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。
  • A-2. (協働)多様な知の交流を行い、他者と協働し問題解決にあたることができる。
  • B-1.
    • B-1-1. 情報デバイス・システムに関する基礎的な知識を持ち、電子デバイス、電気電子材料、プロセス技術、半導体集積回路、ナノテクノロジー、有機バイオデバイス、情報伝送技術、情報通信システム、電子・光融合システムなどのコアとなる基礎知識を有する。
    • B-1-2. 情報デバイス・システムに関する広範で先端的な研究分野を体系的に理解している。
  • C-1. (適用・分析)
    • C-1-1. 電気電子材料のナノメートル領域での制御、およびそれらの先端デバイスへの応用、デバイス化のためのナノテクノロジー、情報通信システムの基本要素である電子デバイスの集積化技術、などについて、データサイエンスを含めた理論および実験の両面から先端技術を駆使できる。
  • C-2.(評価・創造)
    • C-2-1. 情報デバイス・システムの構築や運用に関連する問題点を明確化し、解決に向けた研究を遂⾏することができる。
    • C-2-2. データサイエンスやAI活用などの情報技術を工学的に応用し、価値ある情報デバイス・システムの提案ができる。
  • D. (実践)
    • D-1. 情報デバイス・システムに共通する自然科学の方法と論理的思考力を身につけ、問題解決に必要な情報を収集し、それを集約する能力を有する。
    • D-2. 多彩な人材と協働することで学際的な視点を持って、将来に向けて新たな社会価値を創り出すことができる。
    • D-3. 国際的な場において、情報デバイス・システムに関連する技術と原理について的確に説明することができる。
    • D-4. 技術が社会に与える影響を理解し、安全な社会の実現に対する責任と倫理観を持ち、技術の発展へ自ら寄与しようとする意欲を持つ。(知識・理解)

[修士課程]
(電気電子工学専攻 エネルギーデバイス・システムコース)

  • A-1. (主体的な学び)深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。
  • A-2. (協働)多様な知の交流を行い、他者と協働し問題解決にあたることができる。
  • B-1. (知識・理解)
    • B-1-1. エネルギーデバイス・システムに関する基礎的な知識を持ち、電気エネルギー工学、電磁エネルギー工学、計測制御工学、超伝導工学、パワーエレクトロニクスなどのコアとなる基礎知識を有する。
    • B-1-2. エネルギーデバイス・システムに関する広範で先端的な研究分野を体系的に理解している。
  • C-1. (適用・分析)
    • C-1-1. 超伝導・電磁システムや社会システムの最適設計技術、人工知能を活用した計測制御技術、電気エネルギーの発生・輸送・変換・貯蔵技術、などについて、データサイエンスを含めた理論および実験の両面から先端技術を駆使できる。
  • C-2.(評価・創造)
    • C-2-1. エネルギーデバイス・システムの構築や運用に関連する問題点を明確化し、解決に向けた研究を遂⾏することができる。
    • C-2-2. データサイエンスやAI活用などの情報技術を工学的に応用し、価値あるエネルギーデバイス・システムの提案ができる。
  • D. (実践)
    • D-1. エネルギーデバイス・システムに共通する自然科学の方法と論理的思考力を身につけ、問題解決に必要な情報を収集し、それを集約する能力を有する。
    • D-2. 多彩な人材と協働することで学際的な視点を持って、将来に向けて新たな社会価値を創り出すことができる。
    • D-3. 国際的な場において、エネルギーデバイス・システムに関連する技術と原理について的確に説明することができる。
    • D-4. 技術が社会に与える影響を理解し、安全な社会の実現に対する責任と倫理観を持ち、技術の発展へ自ら寄与しようとする意欲を持つ。

[博士後期課程]
(電気電子工学専攻)

  • A-1. (主体的な学び)電気電子工学に関する最新の研究内容を習得し、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。
  • A-2. (協働)多様な知の交流を行い、他者と協働し問題解決にあたることができる。
  • B-1. (知識・理解)
    • B-1-1. 電気電子システム、計測制御システム、電気エネルギー、パワーエレクトロニクス、電気電子材料物性、電子デバイス、集積システム、情報通信などのコアとなる先端知識を有する。
  • C-1.(適用・分析)
    • C-1-1. 電気電子材料のナノメートル領域での制御、およびそれらの先端デバイスへの応用、デバイス化のためのナノテクノロジー、情報通信システムの基本要素である電子デバイスの集積化技術、超伝導・電磁システムや社会システムの最適設計技術、人工知能を活用した計測制御技術、電気エネルギーの発生・輸送・変換・貯蔵技術、などについて、データサイエンスを含めた理論および実験の両面から先端技術を駆使できる。
  • C-2.(評価・創造)
    • C-2-1. 研究動向やその社会での実用動向を評価して、解決すべき課題を発見することができる。
    • C-2-2. 高度の機能をもつ革新的で先端的な電子デバイスや電気電子システム、計測制御システム、及びその利用技術を生み出す独創的な能力を有する。
  • D.(実践)
    • D-1. 情報通信分野および電気電子システム分野において、高度な専門的知識からの発想力で複雑化する問題の解決に取り組み、多彩な人材と協働することで学際的な視点を持って、将来に向けて新たな社会価値を創り出すことができる。
    • D-2. 各技術を実現し社会的に価値あるものにするために、論述、プレゼンテーションのスキル、プロジェクト管理、知的財産、国際的なコミュニケーション技術、ティーチング技術、および新しい技術を企画し実行する力を有する。

カリキュラムポリシー

ディプロマポリシーを達成するために、各専攻(修士課程では各コース)において、別表(教育課程等の概要)の通り、教育課程を編成する。グローバルコースにおいても学生が所属する専攻・コースに応じて別表と同内容の教育を英語で提供する。

【コースワーク】
情報科学と電気電子工学の各分野の基盤をなす理論・知識、それらの発展内容、関連分野の内容、学生が主体的に行う演習に関する学習を、学生がバランスよく行うことができるように、科目を以下に区分し、それぞれの区分について必要単位数を定める。修了要件は、修士課程で45単位以上、博士後期課程で16単位以上とする。修士課程修了要件の45単位は国際的水準に近い単位数であり、教育内容の質の保証を図る。

修士課程

  • コア科目:コースの基盤をなす理論・知識に関する科目。理論知識の理解に加えて論理的思考力を養う。
  • アドバンスト科目:コースの発展内容に関する科目。コース分野内の知識・理解を拡充・深化させ問題解決能力を高める。
  • 講究科目:目的指向型科目やアクティブラーニング型科目を含む演習を中心とする科目。実践的な技能、研究課題の協働的な立案や主体的な実施の能力を養成する。
  • 拡充科目:コースの周辺・関連分野に関する科目。拡充科目は、(分野別)、(広域)、(実践・応用)の種別に区分される。(分野別)はコースの周辺・関連分野の科目からなり、一つの分野を選択してその中から指定単位数以上を履修する。これによって、社会の多様な要請に対応し、学際領域にも対応できるバランスの取れた専門技術を身につける。(広域)はシステム情報科学府全コースに共通する数学系科目や情報理工学と電気電子工学を融合させた科目および他学府等で開講される科目からなる、より広範な分野を学修する科目から構成される。(実践・応用)は学生が修得した知識や能力を実践・応用へと展開させる力を身に付けさせるための実践・実習・関連分野学生との協働に関する科目であり、科目単位で選択して履修する。

博士後期課程

  • 専攻科目:専攻の先端研究に関わる科目群
  • 関連科目:専攻の分野と異なる分野の科目、大学院基幹教育科目
  • 学府共通科目:システム情報科学に関わる幅広い先端知識に関する科目

なお、学修・研究において著しい進展が見られる場合は、在学期間を短縮して修了することができる。

アドミッションポリシー

電気電子工学専攻では、次のような入学者を求める。

[修士課程]

  • 電気・電子・情報系のいずれかの領域の基礎学力を備えていること。
  • 自ら諸問題を発見し、これらを解決するための課題を設定し、その深い解明を目指して学習しようとする自主性があること。
  • 基礎的な能力を身につける努力をいとわず、積極的に学習を進めることの出来る意欲や能力があること。
  • 新しい領域を切り開き発展させるチャレンジ精神に満ちた研究者・技術者を目指す志を有すると共に、工学系学士としての一定の倫理観を身につけていること。

[博士後期課程]

  • 電気・電子・情報系のいずれかの領域において、自ら諸問題を発見し、これらを解決するための課題を設定し、その深い解明を目指して学習しようとする主体性と自主性があること。
  • 専門分野において世界をリードする研究者あるいは技術者を目指すもの。
  • 新しい領域を切り開き発展させるチャレンジ精神に満ちた研究者・技術者を目指す志を有すると共に、工学系修士としての一定の倫理観を身につけていること。