履修総合案内(平成21年度〜)

冊子名 配布の時期
全学教育科目履修要項 入学時
全学教育科目履修の手引 入学時
電気情報工学科入学者諸君へ 入学時
電気情報工学科2年生諸君へ 2年進学時

 

入学から卒業まで4年間の履修課程は、下図のようになっています。1〜3学期間は主として伊都キャンパス(センター地区)において、4〜8学期間は主として伊都キャンパス(工学系地区)において授業が行われます。

1〜3学期間には、週4日間伊都キャンパス(センター地区)において教養教育科目、外国語、健康・スポーツ科学科目、基礎科学科目等の全学教育科目の授業が行われます.また,週1日(専攻教育日:1年次は火曜日、2年次は金曜日)は伊都キャンパス(工学系地区)において,低年次専攻教育科目の授業を受けることになります.この科目は,3学期以降の専攻教育全ての基礎となる必修科目であり、卒業研究着手条件に入っているので、十分に理解のうえ修得しておく必要があります.

なおこの学期間、クラス編成は機械的に3クラスに分けられています.各クラスにはそれぞれ2名計6名のクラス指導教員がいますので、全学教育科目の履修、低年次専攻教育科目の履修、その他種々の問題について、気軽に担当教員を訪ねて相談してください。伊都キャンパスのクラス指導教員は,第4学期以降も引き続き諸君の相談相手となり、進路選択などのアドバイスにあたることになります。

第4学期に入ると、専攻教育科目の授業が本格的に始まります。電気情報関連分野は極めて広く、すべてに精通することは困難であるため、三つの履修課程(電気電子工学課程、電子通信工学課程、計算機工学課程)が用意されており、このいずれか一つの履修課程を選択する必要があります。第1学期の講義科目「電気情報工学入門」の中で三つの履修課程の内容について詳しい説明をしますので,各課程の内容をよく知った上で、自己の適性なども勘案して各自の履修課程を選んでください。ただし、各履修課程には定員枠が設定されており、希望者が集中した場合には成績により振り分けられます。なお,第4学期には,週1日,伊都キャンパス(センター地区)において全学教育科目を履修する日(全学教育日)が設けてあります。電気電子工学課程、電子通信工学課程、計算機工学課程の内容はこちらをご覧下さい。

第4学期(2年次後期)終了時に、3年次に進級できるか否かの判定があります。そのときの進級条件は、別項を参照してください。不幸にして進級できなかった学生は,第5学期(3年次前期)以降の開講科目を履修することができません。進級できた人は、3年次の第5学期及び第6学期に開講される専攻教育科目を履修することになります。

第6学期(3年次後期)終了時において,規定に定められた条件を満たした学生は,第7〜8学期(4年次)に実施される卒業研究に着手することができます。この卒業研究着手条件については,必修科目と選択科目でそれぞれ必要単位が定められているが,三つの履修課程でカリキュラムが異なります。これについての詳細な説明は、第3学期開始前(履修課程選択に関する説明会)に行われます。参考のため共通に文章で表わされる要件を別ページに示します。

 

卒業研究の着手が認められた学生は,指導教員を選ぶことになります.履修課程と卒業研究の指導教員の選択は諸君の希望を重視しますが、それぞれに定員の枠が設けられていますので、希望者が多い場合には成績に従って振り分けられることになります。なお、卒業要件として総合選択履修方式により4単位以上修得することが要求されていますが、このうち2単位以上は第5学期(3年次)以降で開講される高年次教養科目から修得することが望まれています。

以上の手順を経て,定められた要件を満たした者は卒業することができ,就職または大学院進学(入学試験は4年次の8月末から9月始の頃に実施)へと進むことになります。また、成績優秀な学生を対象にした飛び級制度が導入され、3年次終了後、大学院修士課程へ入学できる制度もあります。その場合の入学試験は、3年次の3月中旬に実施されます。大学院進学に関してはこちらのページをご覧下さい。