インターンシップ(システム情報科学府)

インターンシップとは

インターンシップとは、学生の皆さんが企業・研究機関等において自分の専門分野や将来のキャリアに関連する就業体験を行う制度のことです。在学中に実社会に触れることで、自己の職業適性や将来設計について考える良いきっかけとなるでしょう。学生の皆さんは、研修を通して基礎学問としての情報学の価値を再認識し、それらを研修後の研究に生かすことが期待されています。

  • 各企業からのインターンシップ募集通知は随時掲示しますので、各自掲示板(ウエスト2号館313号室前の通路に設置)を確認してください。また掲示の他にメールで案内することもあります。

単位について

システム情報科学府の学生がインターンシップによる学外実習を行い、単位を希望する場合は以下の要項により単位を認定します。修士課程「システム情報科学実習」の要項は、全専攻共通です。

  1. 科目名と単位
    課程 専攻 科目名 単位 必修/選択
    修士課程 全専攻共通 システム情報科学実習 2単位 選択
    博士後期課程 情報理工学 情報理工学短期インターンシップ 2単位 選択
    情報理工学長期インターンシップ 4単位 選択
    電気電子工学(令和3年度入学~) 電気電子工学インターンシップ 4単位 選択
    情報学 長期インターンシップ 4単位 選択必修
    インターンシップ 2単位 選択必修
    情報知能工学 情報知能工学インターンシップ 4単位 選択必修
    電気電子工学(~令和2年度入学) 電気電子工学インターンシップ 4単位 選択必修
  2. インターンシップの認定
    インターンシップが正課として認定されるためには、実習前にインターンシップ届を提出し、学府長がこれを受理する必要があります。
  3. インターンシップの実施期間と場所
    期間:2単位の科目は原則として2週間以上、
    4単位の科目は原則として4週間以上の実習を行う必要があります。
    場所:国内外の企業、公設研究所、他学府・他大学の研究室・研究施設に限ります。

注)単位の認定を希望しない場合は、期間、実施場所の制限はありません。
注)Web インターンシップ(Web のみでの実習)に対しては単位認定を行いません。
ただし,新型コロナウイルスの影響を受けて実施するWebインターンシップは条件付きで単位認定の対象とします。その条件は次のとおりです。

  1. インターンシップ先の指導者と双方向コミュニケーションを行いながら指導を受ける
    • 以下のいずれかの内容の体験を行う

    • 通常のインターンシップに準じた内容であること
    • インターンシップ先の技術者・研究者がコロナウイルス影響下で行っている在宅勤務の内容に準じた内容であること

注)同一企業あるいは同一プログラムにおいて継続して2週間(4週間)以上の実習を行うことを単位認定の条件としています。不明な場合は、事前に専攻の教務委員へ相談してください。

  • 成績評価
    提出書類: 実習終了後、以下の書類を主任教授に提出すること。
    *受け入れ機関からの報告書
    *与えられたテーマまたは課題への取り組みと対策についてのレポート(A4用紙3枚程度)
    成績評価: 指導教員による口頭試問を実施し、成績評価を行います。
    (指導教員は成績評価の結果を、主任教授にお伝えください。主任教授は、その結果および上記報告書・レポートを総合した成績を、教務事務に報告して下さい。)

実施要項

学生の皆さんは、各受け入れ機関の募集要項・指示に従い、応募してください。ただし、事前に必ず指導教員の了承を得てください。さらに、以下の手続きを行ってください。

インターンシップ開始前の手続き(単位認定希望の有無にかかわらず必須)

  1. 「学生教育研究災害傷害保険(学研災)」および「学研災付帯賠償責任保険」等の保険に加入すること。手続きに数日かかるので、早めに加入すること。
    *学研災 受付窓口:生協店舗(伊都コンビニ店またはウエスト5号館店)
  2. 実習開始1週間前までに、「インターンシップ届」を学府教務事務室(伊都W2-307号室)に提出すること。インターンシップ届を学府長が受理することにより、そのインターンシップは学研災および付帯賠償責任保険の対象として承認されたことになります。
    インターンシップ届様式
    日本語版 pdf形式 ※2024年3月29日更新 word形式 ※2024年3月29日更新
    英語版 pdf形式 word形式

注1) 学研災は本人自身のケガに対する補償が対象となるのに対し、付帯賠償責任保険は、インターンシップ等の際に、他人にケガを負わせたり企業等に損害を与えるなど、法律上の賠償責任を負った場合に対する補償が対象となります。

注2) 上記手続きを行わない場合、大学はインターンシップとして認めません。この場合、学生が個人の資格で応募することは妨げませんが、大学としては何の責任も負いません。なお、責任ある企業は募集要項等で保険への加入を必須条件としているので、確認すること。

インターンシップ終了後の手続き(単位認定を希望する場合のみ)

  1. 受け入れ機関から主任教授宛に、下記様式により、「インターンシップ報告書」を提出すること。
    専攻 企業用報告書様式 研究機関用報告書様式
    情報理工学 pdf形式 xls形式 pdf形式 xls形式
    電気電子工学 pdf形式 xls形式 pdf形式 xls形式
    情報学
    (~令和2年度入学)
    pdf形式 xls形式 pdf形式 xls形式
    情報知能工学
    (~令和2年度入学)
    pdf形式 xls形式 pdf形式 xls形式
  2. 与えられたテーマまたは課題への取り組みと対策についてのレポート(A4用紙3枚程度)を、学府教務事務室(伊都W2-307号室)に提出すること。

 

ジョブ型研究インターンシップについて(博士後期課程向け)

「ジョブ型研究インターンシップ」は、博士後期課程学生を対象とした、長期(2ヶ月以上)・有給・ジョブ型の研究インターンシップ制度で、産学が提携して学生をサポートする教育プログラムです。
正規の教育課程の単位科目として実施されますので、インターンシップ終了後に所定の手続きにより単位認定が可能です。
また、インターンシップの成果は、企業が適切に評価し、採用選考活動に反映することが可能です。

参加方法について

「ジョブ型研究インターンシップ」専用システムに登録することで、企業のディスクリプション閲覧や応募が可能になります。
専用システムへの登録方法および詳細については、Moodleへログインのうえ「【工・シス情(博士後期課程向け)】ジョブ型研究インターンシップ 」(教職員 / 学生限定)をご覧ください。

【ジョブ型研究インターンシップ問合せ先】

九州大学工学部等教務課学生支援係
TEL:092-802-2736
Eメール:kotgakusei[at]jimu.kyushu-u.ac.jp
メール送信の際は、[at]を@に変換してください